高圧ケーブル絶縁不良調査 改修工事
名古屋の電気工事・内装工事・照明器具販売等をしている
株式会社S-intelectです。
今回は高圧ケーブル絶縁不良調査 改修工事です。
まずは既設ケーブル撤去作業 ↓
電柱側既設ケーブル撤去作業
端末切ってケーブル抜き取ります。
ついでに抜き取りケーブル先端に予備線付けてひっぱり
新設ケーブル入線に備えます。
ちなみに僕は地上で電柱分の端末処理終わらせて腕金に引掛けるタイプですね。
結構バラバラで柱上で端末する人もいるみたい
どっちでもいいですけど ↓
入線後はキュービクル内の端末処理
最終的にこんな感じに ↓
さーここから不良ケーブルの原因追求スタート
まずは不良箇所探し
見つけました ↓ 穴が空いてる
さらに中まで見てみましょう ↓
切ったら水がボタボタ出てきて
被覆突き抜けて焦げてますね ↓
めくって ↓
シールドアースめくって ↓
シース削って銅線まで到達してました。 ↓
原因は防草シートのピン杭でした。↓
地中の引込線用の埋設配管が土の浅いとこにあり防草シートの杭が配管を貫通しケーブルに小さな穴を空け
月日が経ち配管内に水がたまりケーブル穴に浸透してシールドアースと芯線が短絡したと考えられます。
当時竣工後防草シートが施工されても配管内の雨水水位が上がらず6年後水位が上がり短絡したようです。(時間差)
電柱側の引込配管から
雨水が入ってきたようですがなかなか止めずずらいんですよね。雨水
まあ入ってても問題ないんですけど
今回はケーブルに穴が空いたのでさらに良くなかったかもしれませんね。
無事送電完了です。
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